タニヤ唯一! 全ブース準個室とは?
バンコクのナイトスポットの殿堂、タニヤ通りの入り口にマリリンモンローの看板が目立つカラオケ“マリリン・モンロー”は2階にあるカウンターバーと、6階にある全ブース準個室というフロアとのどちらかを選ぶことができる。
前から気になっていた、控えめな笑顔がかわいい女の子を選んで一緒に6階へ。
エレベーターを降り、専用階段を昇ってフロアへ進む。廊下には、シャンデリアや豪華なカーテンがぶらさがっていて明治時代の洋館みたいな雰囲気。まるで女の子をこっそり秘密の隠れ家に連れこむようなムードでワクワクする。
モンロー(「マリリン・モンロー」6F」)のフロアに入ると、みたことがない光景に驚いた。店内にあるすべてのブースを、ひとつひとつ薄いカーテンすだれが囲んでいるのだ。すだれがちょうどよい目隠しになって、まるで個室のようになっているのである。
隣のブースにいるお客と女の子のペアの様子は、まるでモザイクがかかっているかのように、うっすらとしか見えないので気にならない。
これが噂の、タニヤ通りで唯一、「マリリン・モンロー」にしかない、全ブース準個室なのだ。スペシャルな空間なのだが「マリリン・モンロー」では通常ブースなので、VIPルーム料金はかからない。
ここで飲めば、すぐに二人だけの世界に没頭することができるというしかけなのだ。
不思議♥いつもより女の子とラブラブに
女の子に手を引かれて中へ入り、乾杯。
なるほど、すだれ越しに外を見ると、隣のブースはもちろん、フロアの様子もあまり気にならない。赤やピンクの店内のネオン照明の光だけが隙間を通して、二人の座るソファ―にこぼれてくる。
「うふふ、なんか、えっちーなムードだね…」
女の子が言うのもよくわかる。
カーテンがぶらさがるフランス貴族のお姫さんの寝室に忍び込んだかのようなメルヘンチックで淫靡な雰囲気。
横にいる娘とは2回目。前は下のバーカウンターで飲んだのだが、シャイな性格なようで、雰囲気作りが少し難しかった記憶がある。
でも今晩は、特製“準個室”が作りだす密室効果だろうか。 二人の距離が近い気がする。
横に座っている娘の肩にまわした手を下にずらしていく。彼女はこちらの肩にもたれかかってくる。長い髪が、いい匂いだ。
甘いムードになってきた。
男と女をエロい気分にさせる!
すだれ越しにちらりと見えた、反対側のブースにいる男性と女の子のペアの動きが見えた。男性は女の子の胸に顔を近づけて、べったりくっついた。あれ? あの女の子、服が脱げている? なま乳だ?!?
あまりに刺激的な様子だが、すだれカーテンが揺れて視界がぼやけてよく見えない。
女の子がなにか声を出したが店内のBGMの騒音にかき消された。
すけべすぎる様子に、あんなことしていいのか!?と驚く。
入店前にチーママが意味ありげにニヤリとしながら「ここはネ。キャバクラ以上・風俗未満なんだよ~」と言っていた言葉が、頭によぎった。
そんなことを思っていると、女の子がしがみついている腕の力がキュッと強くなったのに気がついた。彼女も、向こうのカップルの様子を見てしまったようだ。
目をウルウルさせて、こちらを見つめている。
準個室には男と女を興奮させる不思議なパワーがあるのだろうか。
やってしまっていいのかな、と思ったが、えーい。かまうことはない!
どうせ、外からははっきり見えないのだから。
いきおいづけに、ぐっと、辛いテキーラを二人でのどに流し込むと、理性がふっとんだ僕は、女の子にテキーラの味がするキスをする。
胸の鼓動を感じながら、形だけの抵抗をする女の子の太ももを広げて股間に、顔をうずめた…。二人とも、もうムラムラがとまらない。
今、タニヤの中、いや東南アジアで一番、エロいことをしてしまう自信がある。
ありがとう、マリリン・モンロー。バンコクの夜遊び、最高!