バスローブだからこそ楽しめるパンチラ(マンチラ!?)の発生条件を大別すると以下の、3条件+5大要因がある。
パンチラ3条件
3条件は「スカート等の材質」「明度」「女性の無警戒心」であり、5大要因は「物理攻撃」「風」、「女性の体勢」、「視点の好条件」、「反射」である。
まず、条件としての「スカート等の材質」である。
スカートが短いことはパンチラ発生確率をあげるが、スカートの形状や材質も重要な条件である。
特に風などの要因でスカートがめくれ上がることにより発生するパターンでは、いくら短くてもチューブ型のスカートでは起こることがほとんどなくなるが、女子アナの座りパンチラなどのシチュエーションにおいては、かたい布地が太ももの間に黄金の三角地帯を創り出すため、逆に有利となる。
次に、「明度」である。当然、暗いところでは視認が困難となる。また、明るすぎても逆光によって、絶好の瞬間に視界がぼやけて見逃すという悲しい体験をした紳士たちも数多い。
条件のさいごとして、「女性の無警戒心」があげられる。駅の階段を上る際に手でスカートをおさえながら上ったり、イスに座ったときに膝の上にハンカチを置くなどのガード行為があれば、パンチラ発生率は低下してしまう。警戒心がない状況とは、女性が酒に酔っていたり、電車の対面の座席に座っている女性が居眠りをしてそろえていた脚が開いてしまった場合などである。
また、女性本人がしっかりしていても、予想もつかない状況下でのハプニング発生(突風で急にスカートがめくれるなど。)などがあげられるだろう。
パンチラの発生要項の5大要因
ひとつめは「物理攻撃」。スカートの先端は太ももに固定されているわけではなく、地球の引力によって地面の方向へ垂れ下がっているだけなので、軽い力でパンチラを誘発することが可能である。
スカートめくりなど他人が意図的にスカートをめくりあげた場合はもちろん、犬や猿などの小動物をなでようとして女性が近づいた瞬間、動物がスカートをひっぱったり顔を突っ込んだりして、スカートをまくりあげてしまうというケースや、壁から出ている釘の頭にスカートの布地がひっかかるケース、釣りをしている人の釣り針がスカートを引っかけてしまうケースなどがある。
ふたつめの「風」。
これは、ビル風、地下鉄の排気口、台風中継、などがあげられる。
駅のホームに電車が入ってくるときに、一陣の風が吹いて電車を待つ女性たちのスカートをめくりあげていく。たいてい、スマートフォンをいじりながら電車を待っていたりするので油断している女性も多く、パンチラ多発シチュエーションのひとつである。
テレビ局も台風中継の際は「ただ今の××駅前の様子です。」などとアナウンサーが実況を伝えるが、不思議と女子高生や薄い生地のスカートの女性などが、暴風で吹きあがるスカートを必死におさえながら歩くシーンが必ずと言ってよいほど登場する。
諸説あると思うが、キング・オブ・パンチラ風、は、地下鉄ではなかろうか。
地下鉄の階段は地下を列車が行きかうたびにすさまじい圧の風が吹きぬける。階段でパンチラハンターたちの目線が女性のスカートと同じか下になっていることが多いため、パンチラを視認する確率は格段に上がる。
また、路上にある通気口は、マリリン・モンローの映画や、「セーラー服と機関銃」の薬師丸ひろ子版のラストシーンでの描写が印象的だが、大変な風力を誇るため、ロングスカートでも軽々と持ち上げてしまう。
つづいて、「女性の体勢」も大きなファクターである。
短いスカートをはいた人がしゃがむ場合、たとえば女子プロゴルファーのパット目測の際や、集合写真の撮影時の最前列、などがあげられる。
うれしいなどの状況で女性が飛び跳ねたり、ダンスを踊っているとき、物を拾おうとして腰をかがめた時、女性の動きが激しくて体勢が大きく崩れるようなケースもパンチラを誘発しやすい。
ミニスカ女性が自転車に乗るというのは、前からの風、女性が運転に集中していること、いざというときにガードする両手がふさがっていることもあり、王道のシチュエーションである。
スカートでなくても、座った時にムチムチの太ももから引きずられるようにしてホットパンツの裾からはみ出てくるケース、ローライズジーンズでしゃがんだ腰まわりにTバックが浮かび上がるケースなどもあり、
パンチラハンターとしては、女性が大きなアクションをするような場所に期待を寄せたい。
極めてレアケースだが、地面にバナナの皮などがあり転んでしまったときに大股開きになってしまった、という状況は、このジャンルの最難関シチュエーションであろう。
そして「視点の好条件」である。これは観察者の男性の視点が何らかの事情で女性の腰部と同じ位置ないしは下にある場合である。駅や歩道橋などの階段などが思いつきやすいが、傾斜が急な階段や坂などの方が可能性は上昇するため、坂の上にある寺や神社の石段、田舎の斜面にある近道、城の天守閣や洞窟といった観光地も隠れた好スポットである。
パンチラのウオッチャーが通常の高さに視線をもっていても、女性側が上に上がるような状況であれば同じ構造が出現する。1990年代に旧大蔵官僚の汚職事件で一世を風靡した「ノーパンしゃぶしゃぶ」は、パンチラではなく、中身の具にフォーカスしたサービスであったが、原理としては同じである。
さいごに「反射」である。
無風状態で、女の子は普通に歩いている状態、階段やバナナの皮も落ちていない、というパンチラハンターにとっては九回裏ツーアウト・ランナーなしという絶望的な状況においても、一発逆転の可能性があるのが、反射である。
たまたま床面が磨き上げられたガラスのタイルだったり、路上に透明度の高い水たまりがあったときに、そこをミニスカートの娘がまたいだ一瞬、奇跡が起こることがある。人為的に、手鏡をスカートの下に差し出してパンツを見ようとした大学教授・ミラーマン事件もあった。
以上が、パンチラ発生要項・「パンチラ3条件:5大要素」である。
これ以外の状況もあるが、おおまかにはこれらに分類できるであろう。しかし、どんなにパンチラがみれないからといって、ミニスカートの女性の後ろから、スカートの中にカメラを入れて「ミニにタコができる」と最期の言葉を残したマーシーのようなリスクを冒しては、ダメ・ゼッタイ!である。パンチラは紳士のたしなみだ。
天の恵みを待つか、当店に来てバスローブからのパンチラチャンスをモノにするか、そのどちらかにして頂きたいものである。