みなさん、はじめまして!のろけ話になってしまうのですが、僕とレックちゃん(仮名)の恋愛話を聞いて貰えますか?
まず僕なんですが、大学で経済を学び、一回就職してから、アメリカにMBA取得のために留学しました。
ところで、今回の話とは関係ありませんが、アメリカの留学時代、現地での差別が酷かったですね。今、黒人差別云々が問題になっていますが、当時も日本人を含めたアジア人はもっと大変な目に遭っていましたよ。
それはさておき、留学を終えて、日本での再就職前に東南アジアを旅することにしました。そして、やって来たタイ!留学先で知り合ったタイ人留学生の家(すごくリッチで驚き!)に泊めて貰いながら、バンコクをゆっくり観光をしていました。
そして、微笑みの国であることを痛感しました。特に、日本人の場合、タイの人たちが親日家ですごく優しいのが印象的でした。
優しいだけでなく、日本人というだけで真面目だからと尊敬の念みたいな物を、持ってくれている事も知りました。
タイに来る前にアメリカでアジア人差別を受けてきたので、タイの人たちのもてなしは胸に沁みました。
そして、バンコクで知り合った日本人男性のAさんと、タニヤ通りのマリリンモンローを訪れ、運命の出会いをしたんです。
バンコクに日本人が多いという話は聞いていましたが、タイに来た当初はタニヤ通りのような、日本人町があるとは知らずビックリしました。
数多あるカラオケ店の中で、山崎(仮名)さんがマリリンモンローを選んだのは、「スレていない素人の子が多いんだよ。君はタイ語が話せないけど、英語が話せる子がいるから大丈夫」という理由でした。
山崎さんが英語を話せる子を選んでくれとママに言って、僕たちのテーブルに来たのがレックちゃんたちでした。
長い黒髪に白い肌、最初、日本人?と勘違いしてしまった顔立ちのレックちゃん。中国系タイ人だったんです。マリリンモンローで働き始めてまだ1週間くらいで、日本語はほとんど話せませんでした。
なので、最初は静かだったのですが、僕が英語で話しかけると、目を輝かせました。
話を聞くと、彼女、某世界的ホテルのバンコク支店で働いていた、というではありませんか!
「いろいろな経験を積みたくて、ここで働いているの。日本が好きだから、日本語も勉強したいし」
もともとホテルなどサービス業に興味があるので、経験を積んで、タイだけでなく他の国でも働いてみたいと言います。
レックちゃんによると、彼女のように、日本に興味があったり、経験を積みたいということでマリリンモンローで働いている子がたくさんいるそうです。
「以前、銀行で働いていたり、大学に通っている子も多いわ」
山崎さんの言った通り、素人の子だらけの店でした。山崎さんに付いた子も、タイ語しか話せない地方出身の子でした。理容師の勉強をしているそうです。
さて、肝心のレックちゃんですが、僕がアメリカでMBAの勉強をしてきたというと、すごく驚いて、現地での生活やキャンパスの様子を熱心に聞いてきます。
そんな感じで、時があっという間に経ち、すでに2時間!山崎さんは早く相手の子とホテルに行きたくてウズウズしています。ちなみにレックちゃんはペイバー連れ出しはNGでした。
また明日来るね、と約束してお店を離れましたが、レックちゃんのことが頭から離れません。
その後、3日続けてお店に通い、LINEを交換し、昼間にデートをするようになりました。
当たり前ですが、現地の子と一緒に歩いていると、バンコクに関する情報が増えますね。例えば、一般的にBTSに乗っているのはサラリーマンやOLで、バスに乗っているのは販売員やウエイトレスだとか。小学校の送り迎えを親が車でするとか(だから学校の周りが大渋滞)。
そして、彼女がビーチが好きだということで、パタヤに行くことにしました。ついにお泊りです!
ちょっと奮発し、良いビーチ通り沿いのホテルをアゴダで予約。窓からの綺麗なオーシャンビューにレックちゃんも興奮していました。
お酒に弱いレックちゃんですが、この日はワインを一緒に空けてしまいました。
ロマンチックな一夜でした。
今、僕は一度日本に帰国しているのですが、就職をタイですることに決めて活動をしています。すでにバンコクの人材派遣会社に登録。担当の人によると、
日本を含め世界各国の企業が集まるバンコクなのでMBAを活かし、良い就職先が見つかる可能性が高いということです。
タイ語が話せないので不安だったのですが、「ビジネス英語が話せれば、タイ語が話せなくても大丈夫です。反対に、そういった国際企業では英語が話せないと採用されません」ということでした。
早く就職を決め、バンコクに戻り、レックちゃんに会いたいです!毎日、ネットの動画(ZOOM)で話しているのですが、お互いに「I miss you!」を連発しています。
まだ早い話ですが、彼女となら結婚しても良いと思っています。
レックちゃんとの出会いの機会をくれたマリリンモンローに感謝です!